DJ講座<基本の御作法> スクラッチの動きと手の位置

  • 2020-05-15
  • 2020-05-15
  • DJ
  • 1042view
DJ

スクラッチってカッコイイですよね!
よくYouTubeでスクラッチのやり方の動画を見ているのですが、見れば見るほど
憧れてしまいます。

さて、スクラッチをするにも「DJの基本の動き」なるものを教えていただきました。
空手の基本の型みたいなものでしょうか。
「利休道歌」にある「規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」
なので、まずは師匠の「型」をみっちりと見に付けていきます。

< 御 作 法 >
・DJ機材から10cm程の間隔を置いて堂々と中央に立つべし
・肘を曲げ心穏やかにレコード盤に手を置くべし
・レコード盤に置く指は赤子に触れるべく力を抜くべし
・スクラッチのときの動きは、手や指で動かすイメージではなく
 なるべく脇をしめ、川の流れの如く肘を動かすべし

簡単なようで意外に難しいのです。
ボクは変に指に力が入ってしまい、スクラッチを続けていると指が手前にどんどん
ずれてしまいます。
上手く力が抜けた状態だと、何故だか指がずれていきません。

人それぞれ、レコード盤に置く指は違うと思いますが、ボクの場合は中指と薬指を
使います。

箸を使うときは右手をつかい、フォークは左で持ち、右の方が早い球を投げられるけど
左の方がコントロールが良く、バスケットボールでは完全に左を使い、千切りは右、
皮むきは左というよくわからない利き手のボクですが、スクラッチの時は左の方が
上手くいったりします。

不思議ですねー、これはもう頑張って練習するのみです。

ボクはまずは8分音符でのベイビースクラッチを練習です。
BPM120くらいまでは上手いこといきますが、BPM130を超えてくると結構大変に
なってきます。

曲の頭出し等には絶対に必要なので、集中して鍛錬していきます。

フォワードスクラッチ(レコードをリリースするのと同時にフェーダーを開く)、
バックワードスクラッチ(レコードを戻すときにフェーダーを開く)も徐々に
練習です。

ターンテーブルは両側にあるため、フェーダーを使う指もきっと利き手が出てくると
思うのですが、先程書いたようにボクの利き手はめちゃくちゃなので、なんとか
両手で慣れていきます。

ここで、オヤジなボクに大変な事態が!
えっと、右肩が四十肩で猫背になってしまうため、やっていると右肩に痛みが・・・。
そしてさらにはそれによる頭痛が・・・。

ダメだ、ここでくじけてはダメだ!
歯を食いしばりながら練習に励みます。
まずは基本の型を体に浸み込ませるために努力です。

守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)
  ~ 自律的に作業を遂行できる (1人前)
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)

ボクは今きっと半人前くらいのレベルだと思われます。
ちょっと整形外科でも行って、より鍛錬したいと思っております。

最新情報をチェックしよう!