さて、前回はPDCJの機材を接続して仮置きしました。
でも、やっぱり「仮置き」です。家にある使ってない床置きのテーブルに乗せているため、座っての操作になります。
まるで「毎日のおつとめ」の状況のため、嫁一味との交渉の結果、ソファーの後ろに横長の棚を置いて、その上に機材を設置しても良いとのお達しがありました。
良い棚を探していたところ、IKEAのKALLAX/カラックスを横置きしてその上に設置しよう!と思い、すぐさま最寄りのIKEAの在庫確認。
しかしながら、なんと在庫切れ!
途方に暮れる中、もう少し色々考えたのですが、横置きした棚の上に設置すると腰を曲げないと操作できない高さになることが判明です。
腰痛持ちのボクは確実にやばいことになりそうです。頑張って腕を磨いても、腰痛DJの出来上がりになってしまうため、これはカッコ良さにかけてしまいます。
読経を毎日こなす「座りDJ」の方がカッコよく見えてしまいます。
そこで再度、ことの流れと理由を時系列に沿って、ボクのガラスの腰への配慮等を明確に分かりやすく、さらには熱を入れてプレゼンテーションしたとところ、交渉リビングの対面キッチンのところになら置いても良いという暖かい決定が下りました。
でもね、既に鎮座している色々なものがあるため片付けなくてはなりません。
ここで、「棚を作ってみんなの満足度を上げなければ!」という結論に至りました。
DJとは全く関係ないのですが、PCDJ機材を設置するための「DIY」をしてみました。
「DIY」って全然「DJ」に関係ないじゃん!って思いますよね。
そうなんです、全然関係ないんです!
でも、今後、腕を磨くためには棚が必要なのです・・・。
ということで、まずはどんな棚にするかを考えます。
対面キッチンのカウンター下にスペースがあるため、ここに作り付けのようなものにしようと心に決めます。
顧客ニーズ(予算)の確認
↓
顧客にご提案
↓
顧客ニーズの再確認、仕様変更
↓
顧客に再提案
↓
顧客からの承認
↓
顧客に最終案(予算を含む)を提示
↓
顧客からの発注
という一連の流れをこなし、作業開始です。

<素敵な棚のレシピ>
材 料
・1×6サイズの木材
・木工用ボンド
・木工用ビス
・ニスとニス用の器、ハケ等
調理方法
まずは材料の下ごしらえです
一番下の板は高さ調整が面倒なため、細かくして置くようにしました。
・上記の木材を確保できる長さの木材をChoiceします
ボクはできる限り長い板(カットしてもその方が安いので)を購入!
カットして残った木材もアイデア次第で調理可能なのでお得!
・購入したら、必要な長さにカットしてもらいましょう
1カット50円でできました。カットしてもらった方がちゃんと機械で測って
もらえるので安心です。
あと、ものすごい長い板を平行にカットするのって結構大変なので便利です。
縦板、横板の調理方法
下ごしらえした材料を持って、購入したホームセンターのDIYルームに移動します。


・材料を縦板、横板の図のようにカットします。
黒い部分も忘れないようにカットしてください。
黒い部分を組み合わせて棚にします。
ボクは電動の丸ノコを使ってまずはカット。
丸ノコだとカットした断面が斜めになっているので、その後、糸ノコで
カットしました。最初から糸ノコを使おうかとも思ったのですが、
電動の丸ノコを使うと作業が思いっきり早いです。
2本のカットラインが入ったら、あとはミノで落とします。
一番どうしようかと悩んだところなのですが、やってみたらホントに簡単に
落とすことができました。
これは何もやったことがない嫁に担当してもらったくらいの楽ちんな感じです。
ミノをハンマーで叩くときの薄笑みがちょっと怖かった気もしますが・・・。
盛り付け
揃った材料を組み合わせます。
・必ず作業現場で仮に組み合わせてみてください。
材料が出来上がったからと思ってそのまま持ち帰ると組み上げた時に微妙に
ずれていたりとかすると自宅であたふたします。
ボクがやったときも微妙にずれていたりしたので、調整のためにカットしたり、
子供達にヤスリで削ってもらったりしました。
全ての材料を持ち帰ります。
・全ての材料にニスを塗って乾かします。
ボクはちょっと秘密の処理をしてから2度塗りしました。
組み上げます。
材料の接点に木工用ボンドを塗って組み上げます。
また、縦板AとEは木工用ビスで固定します。
他の部分は必要に応じて木工用ビスで固定してください

出来上がり!
作業時間2時間程で簡単に「カウンターキッチン下収納棚」が完成です!
ニスを塗る前にやった秘密の処理も素敵な感じです!

今回は完全に「DIY」になっていますが、ボクの目的は「DIY」ではなく、あくまでも「DJになりたい」がためのものです。
ちなみにこの棚でボクが使う部分は、XDJ-RRの真下の一番小さい部分にヘッドホンを入れるだけですけどね・・・DJになるために他に何か作るものってないかなあ・・・。