DJはもちろん、曲と曲とをMIXしないといけません。
超基本的なMIXを曲の構成で見てみます。
1、サ ビ → サ ビ
2、 サ ビ → コーラス
3、 コーラス → サ ビ
4、 コーラス → コーラス
5、 サ ビ → イントロをMIX → ???
この5つが基本の「キ」になります。
「5」は「???」になっていますが、「イントロ」でMIXするため、曲によって
次に来る構成が変わるためです。
DJってそれぞれの個性を持っていて、「この曲はもっと聞かせたいから長く
しよう」とか、「この曲はあんまり好きじゃないけど、この部分は好きだから
ここだけ使ってみよう」とか、色々あると思います。
聞いてくれる側も「おっ、この好きな曲を長くかけてくれた!」になるのか、
「この曲好きじゃないから早く終わらないかなあ」とかそれぞれだと思います。
基本にこだわらないMIXだったり、カッコイイ!と思わせることができる
MIXだったらそれはそれで正解ですよね。
はっきり言って、これって恋愛ですね。
相手が望んでいることにできる限り応えつつ、さらにこちらが望むものも主張する。
あまり応えすぎても甘やかしちゃうし、主張しすぎると引かれてしまうこともあり・・・。
相手によって「好き」なところが「嫌い」にもなり、逆に「嫌い」だろうなあと
思っていたところを「好き」になってもらえたりとか。
深い・・・実に深い、みんなに好かれるのはやっぱり無理ですね。
なので、ボクは自分が好きなようにどっぷりやりたいと思います。
もし自分が好きなようにプレイしたときにハマってくれる人がいるんだったら
それはもう「幸せこの上ない」状況です。
きっとこんなことを言えるのは、あくまでも「趣味」の領域を出ていないからだと
思います。
仕事としてやる場合はクライアントの要望に応えないといけないので、応えることが
できるDJの方は「スゴイ!」と思います。
あとは、MIXする「長さ」についてです。
MIXする長さ=小節数で与える「印象」が変わります。
良い意味と悪い意味でとらえることができるので注意ですね。
2小節未満 「ワイルド」 雑
4小節~8小節 「普 通」 やっぱり普通
16小節~32小節 「キ レ イ」 盛り上がらない
MIXなしでいきなり曲が変わるのって、やっぱり「ワイルド」ですよね。
ずっと「ワイルド」だと疲れちゃうし、ずっと「キレイ」だとそのまま何があった
のかわからなくなりそうだし、「普通」だと印象に残らないし・・・。
ここもまた恋愛です。
まとめると、「DJって恋愛」なのです!
自分が好きなものを表現して、それを好きになってくれる人たちを見つける、
もしくは増やす。
モテないおじさんには難しい作業なのかのかもしれません・・・。