天然記念物という厳かな肩書を持つ我が家の愛犬、「柴犬」のチャコはものすごくビビリです。
先日、リビングのシーリングライトを掃除するときにはめてあるカバーをパカっと外したのですが、もうその時は大騒ぎ!「ワンワン、ワォーン」と遠吠えまでしていました。
それ以来、誰かが「上の方に行く」ことが怖いらしく、ちょっと上の方にある荷物をとったりするともう大変!吠えながら部屋の角に行き小刻みに震える始末です。
散歩に行くのも最初は大変!
イメージとして「散歩は喜ぶ」と思いがちですが、最初は怯えて一歩も動きませんでした。
・まずは外にいることに慣れさせる
・外の音に慣れさせる
・道に落ちているゴミに慣れさせる
・通行人と車に慣れさせる
などなど、かなり細かなことなのですが、この細かなことに慣れるまでに約2ヵ月かかりました。
今では元気にお散歩していますが、未だに「宅配便のトラック」だけには怯えていたりします。
「黒い猫」が気になるのでしょうか、もしくは「物をもって走っている昔の人」が気になるのでしょうか。
普通のトラックには反応しないのですが、なぜか宅配便のトラックの選別を確実にしています。
柴犬の性格
ジャパンケンネルクラブによりますと、
習性/性格
忠実で、感覚鋭敏、警戒心に富んでいる。
と書かれています。
書かれている「感覚鋭敏」「警戒心」の表れが「ビビり」につながっている感じがします。
「忠実」とも書かれていますが、それもわかる気がします。
結構「忠実」なチャコ
生後4ヵ月で我が家に来たチャコは、完全に家族の順位を心得ています。
家族が思う順位とは違うかもしれませんが・・・チャコの順位では、
1、 ボク(父親)
2、 妻(母親)
3、 長女
4、 長男
5、 次女
6、 チャコ
という年齢順で順位付けがされているのがよくわかります。
家族もこの順位をキッチリと頭の中に刻んで欲しいと切に願います・・・。
妻に子供達が怒られていたりするとちゃんとチャコもなぜか神妙な面持ちで見ています。
怒られるのが終わるまで待っていて、終わったら子供達に近寄って「大丈夫だった?」というような感じですり寄って行きます。
また、ボクがチャコと遊んでいると、妻や子供達にもちょっかいを出しながら楽しんでいます。
なので、一番下の次女(4歳)も上位者と見ているため、ちゃんと言うことを聞いてくれます。
結構甘えんぼう
柴犬はベタベタされるのを好まないとペットショップで聞かされた覚えがあるのですが、うちのチャコは気が付くとからだをくっ付けてきてリラックスしています。
近くにくると、撫でてあげたり首の周りを掻くようにしてあげたりするのですが、気持ちが良くなってくると「もっと掻いて」という恍惚な表情で甘えてきます。この時の顔が結構なバカ顔で何とも言えないかわいらしさがあります。
最終的にはそのまま仰向けになって「全身撫でてくれー」と言わんばかりです。
個々に性格はあると思うのですが、我が家のチャコは「ビビり」で「甘えんぼう」という特徴を持ち合わせています。
一般的な柴犬の性格に共通するところもあると思いますが、違うところもありますよね。
やっぱり個々に性格があるので、その子にあった対応があると思います。
3月17日に1歳の誕生日を迎えるのですが、あまり与えられる機会がない大好きな「お肉の缶詰」でお祝いしてあげようと思います。